鈴木燕市長定例記者会見で柏崎刈羽原発は「現時点では再稼働すべきではない」、再稼働による経済効果は「立地自治体への効果」 (2024.4.25)

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新潟県燕市の鈴木力市長は25日の定例記者会見で、柏崎刈羽原子力発電所の核燃料を入れる作業が始まり、24日に新潟県が6、7号機の再稼働による県内への経済波及効果を4396億円と発表したことなどに関する質問に対して、これまでと変わらず「現時点では再稼働すべきではない」とし、再稼働による経済効果は「ほとんどが立地自治体への効果」で、燕市などそれ以外の自治体への効果はないと話した。

定例会見の鈴木燕市長
定例会見の鈴木燕市長

鈴木市長は、不安や課題が解消されない限り再稼働の議論をすべきでないというのが自身のスタンスとし、住民の信頼が回復されないが限り再稼働すべきではなく、「そこは揺るがない」とあらためて強調した。

経済効果については、「少なくとも燕市の産業で、そこに関係するような企業とか雇用というのはないんじゃないか」と見る一方、「一度、福島原発のような事故が発生すれば、そんな経済効果は一発で吹っ飛んでしまう」、「損失額、マイナスの影響額も試算しないと再稼働の議論の材料にはならない」と懸念を示した。

原子力規制庁は、柏崎刈羽原発の運転禁止を解除したが、東電に対するの信頼関係が回復されてなく、「相変わらずいろんな不祥事がミスも含めてある」。

規制庁が解除の理由として「運転を的確に遂行する技術的能力がないとする理由はない」としていることについては、「こんな二重否定の理由で運転が再開するのはやっぱり不安。最低、あらためて国で東電は大丈夫と言ってくれる必要があるし、それができないなら、何かあったときは、国がちゃんと責任を取ると言ってもらわなければ納得してもらえない」。また、避難の道筋も見えてくる必要があると述べた。

また、3月1日開院した済生会新潟県央基幹病院については、救急搬送時間の短縮に貢献していることを評価し、「かかりつけ医をどうすればいいかという特別なプロジェクトを動かそうと検討を始めた」と話した。会見で発表した12項目は次の通り。

  1. 道の駅 SORAIRO 国上来館者数 100 万人突破〜魅力満載のイベントを実施するなど更なる来館者増を目指します〜
  2. 健康保持増進プログラムの成果で筋力値がアップ!〜今後も消防職員の健康維持と体力強化で消防力を維持増強します〜
  3. 女性に特化したセット健診を新たに開始〜最新の健診施設でがん検診など複数の検査が同時に受けられます〜
  4. プラス更なる寄附へ!「おでかけフードドライブ + 」を実施〜多くの人が集まるスーパーでの寄附受付を実施します〜
  5. 今年もスワローズ交流イベント盛りだくさん!〜令和6年度は「真中満氏講演会」「ライスファーム」で幕開け〜
  6. 令和6年度「Jack & Betty プロジェクト」が始動〜親善大使の海外派遣を5年ぶりに再開し、姉妹都市へ派遣します〜
  7. 「羽ばたけつばくろ応援事業」の企画を募集中!〜活動費を助成し、若者の夢の実現や社会参画を応援します〜
  8. 燕の夏を彩る 燕市夏まつりポスターが完成〜花火とともに気持ちを伝えるメッセージ花火を募集します〜
  9. 市長との「ふれあいトーク」を3会場で開催〜市長が今年度の取組を説明し、市民の皆さんと意見交換します〜
  10. 燕図書館で絵本と花の体験型イベントを開催!〜絵本と花のペアリング体験ができる大人向けのおはなし会です〜
  11. 産業史料館開館 50 周年記念図録の販売開始〜燕の産業の歴史を深掘りできる一冊です!〜
  12. 分水良寛史料館 春の特別展を開催〜国重要文化財や県指定文化財など貴重な作品を展示公開します〜
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