新潟県の三条市と加茂市にまたがる奥早出粟守門県立自然公園の北の盟主、粟ヶ岳(1,293m)。その登山者の安全を願って山開きを前に三条観光協会(梨本次郎会長)は25日、粟ヶ岳の三条側の登山口に近い薬王寺(渡辺賢見住職)で安全祈願を行った。
梨本会長と中越森林管理所の森内賀久所長、地元北五百川自治会の渡辺正美会長が出席して山田住職が祈とうした。
山開きは毎年5月5日と決まっているが、大型連休中に山へ入る登山者が多いことから、安全祈願祭はそれに先駆けて大型連休前に行っている。登山愛好者などを交流人口の拡大や地域の活性化を図ることを目的としている。
5月5日の山開きは、午前7時半から三条側の粟ヶ岳登山口入り口で行う。安全祈願の様子のパネル展示や焼香台を設置して登山者による参拝行う。約100人の登山者の参加を見込み、参加者には安全祈願御札と八十里越七名山オリジナル手ぬぐいをプレゼントする。