新潟県燕市八王寺、真宗仏光寺派安了寺(松島孝夫住職)の境内で大きな枝を広げる県指定の天然記念物「八王寺の白藤」は、このところの高温で一気に開花が進み、大型連休後半に間に合わせるよに5月に入れば見ごろとなりそうだ。
「八王寺の白藤」は東西30メートル、南北20メートルの棚に枝を広げ、推定樹齢は300年。1958年(昭和33)に県指定天然記念物に指定された。
開花期にあわせて県内各地から訪れる花見客で周辺道路が渋滞するほどにぎわう。ことしもすでにちょうちんが下がっている。
28日は咲き始めて花房を伸ばしつつあり、ひっきりなしに花見客を訪れていた。以前は5月半ばに見ごろ迎えていたが、昨年に続いてことしも2週間ほど早く5月の声とともに見ごろを迎えそうだ。