三条商工会議所青年部(小野塚雄也会長・86人)は4月26日、令和6年度通常総会を開き、「原点回帰と革新、革新は原点回帰から生まれる」基本方針に4月から新年度をスタートした。
通常総会では昨年度の事業報告と収支決算を承認し、新年度の事業計画と収支予算をそれぞれ原案通り決めた。冒頭、小野塚会長があいさつし、昨年度は創立20周年で「たくさんの事業ができ、たくさんの思い出に残るすごく充実した1年間だった」と振り返った。
今年度は基本方針に沿って「従来の考え方を見直して、さらにブラッシュアップしながらチャレンジしたい。そのなかで新たに広報など新しいことをを取り入れながら試行錯誤しながら皆さんやっていけたらと思う」と述べ、会員に協力を求めた。
20周年の特別な年度だった昨年度は、感謝20周年委員会を含め7つの委員会を設けたが、ことしは総務、地域創生、交流活性化、ビジネスイノベーション、燕三条SP(セールスプロモーション)の5つの委員会を設置した。
通常総会後、小野里会長が記者会見し、本間隼人専務理事と結城靖博直前会長が同席。各委員会の今年度の取り組みについて話した。
総務委員会(早川貴浩委員長)は会員との連携を深め、総会、卒業式などの運営を充実させ、組織力の強化に取り組み、満足度を向上させる運営をする。地域創生委員会(柳鳥大輔委員長)は地域の企業や団体と交流し、燕三条の産業や文化の魅力をPRして興味をもって参加してくれる人を増やす。
交流活性化委員会(泉田敏也委員長)は、例年通り地域の交流を促進する事業と、地域のイベント、交流、合同プロジェクトなどを通じて互いにスキルアップできるような取り組みとして地域の活性化団体の成長を実現する。
ビジネスイノベーション委員会(西條道正委員長)は、地域のビジネス人材のスキルアップとビジネスイノベーションを推進し、とくに小野塚会長の希望でAIや機械学習をただ使うだけでなく、自社用など会社に生かせるような実践的な活用事例にチームをつくって取り組む。
燕三条SP委員会(斉藤恵委員長)は、地域の魅力発信、認知度を高める事業、需要拡大するイベント、さらには地域の活性化や社業、地域の企業が飛躍できるイベントを開催する。そのなかの燕三条のブランディング事業は、国内外に燕三条を発信して認知度を高め、需要の拡大を狙う。
もうひとつ、地域の産業や文化、サービスを利用し、それを体験してもらう事業を実施。昨年度、立ち上げた三条凧合戦の凧組「白朗会」をことしも継続。年間表彰制度で、出席率や事業内容から年間優秀委員会を表彰。PRが優秀だった委員会には広報賞を贈る。
昨年度は20周年の節目だったので、これまでになく数多くの事業に取り組んだ。小野里会長は「すごく成果が出た充実した1年間だった」と評価。ことしは委員会の数が減るが、「よりアイデアが出て、ひとつの事業がさらに魅力的になると期待している」。
すでに実施が決まっている事業は、地域創生委員会の子どもたちの自主性を育む事業として、元サッカー日本女子代表で2011ドイツW杯で優勝を経験しているアルビレックス新潟レディースに所属する川澄奈穂美選手を講師に、三条市内のサッカークラブの小学生男女を対象としたサッカー教室と講演。7月19日(金)夜、三条ものづくり学校で開く。
また、昨年度は米国・ニューヨークの日系食品スーパーで開かれた燕三条製品を展示販売する燕三条フェア「Discover TSUBAME SANJO」に青年部として出展した。今年度も2つの海外事業が候補に上がっている。