新潟県三条市森町地内の高城城址「ヒメサユリの小径(こみち)」に群生するヒメサユリのつぼみが食害で欠損したため、三条市は15日(水)から31日(金)まで17日間の開催を計画した「越後三条・高城 ヒメサユリ祭り」を週末の19日(日)までの5日間に短縮する。
食害によりヒメサユリは例年のわずか1割ていどしか咲いていない。花をつけておらず、当初予定していた期間中に、開花することが見込まれない。
せっかくヒメサユリの花を楽しみに来た人にも申し訳なく、短縮して早く切り上げることにした。
2021年にも規模の大きな食害が発生した。カタクリハムシ、アオヤマキリガ、カクモンヒトリ、クワゴマダラヒトリなどの虫が原因と見られた。
今回の食害の犯人はわかっていないが、状況からサルやシカなどの動物による食害と見られている。
19日(日)までのイベントと無料送迎車の運行は予定通り。期間中毎日午前8時から午後4時までヒメサユリの苗、地元の採れたて野菜、山菜の販売を行っている。
18日(土)は午前9時から先着150人におにぎり無料サービス、19日(日)は午前8時半からコシヒカリや笹団子が当たる登山者お楽しみ抽選会、午前11時と午後1時からエレキギター生バンド演奏を行う。