16日の新潟県三条市は28.2度まで気温が上がったが、午後から急速に黒い雲が広がって西寄りの強い風が吹くと雨が降り始め、午後8時には13.2度と一気に15度も下がり、1日で空調を冷房から暖房へ切り替えたくなるほど気温が変わった。
新潟地方気象台は午後2時43分、新潟県竜巻注意情報を発表。三条市では瞬間最大風速17.1メートルを観測した。雨量は午後8時までの1時間の7.0ミリを最高に1日で累計10.5ミリ降った。
新潟市南区の旧国道8号では、強風で並木のニセアカシアが花を落とし、歩道が散った花で白いじゅうたんのようになっている所もあった。
新潟地方気象台の発表では、下越と佐渡では17日未明から昼前にかけて高波、佐渡では16日夜のはじめごろから17日昼前にかけて暴風に警戒を呼びかけた。また、新潟県では17日朝にかけて落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意を呼びかけた。