戸隠神社(星野和彦宮司・新潟県燕市宮町)で18日を宵宮、19日を大祭に春季例大祭で、宵宮の夜は2つの万灯が繰り出して「伊勢音頭」で踊りを繰り広げて盛り上がった。
万灯は木場小路万灯組と横町万灯保存会が運行。それぞれ「伊勢音頭」に合わせて12人の女の子が踊りを披露した。
夜になると灯ろうやちょうちんのあかりに照らされた万灯は、少し幻想的で神秘的な雰囲気に。暗がりでの踊りも日中はとは違うしっとりした雰囲気もある。
化粧をしてあでやかな衣装をまとった女の子が踊る姿を初めて見て「かわいい!」と驚きの声を上げる人も。露店を目当てに訪れた人も足を止めて見入り、くぎ付けだった。
大通りに並んだ露店は102店。昨年の76店を大きく上回り、感染禍前の2018年98店、19年の90店よりも多かった。人出も感染禍前と同等以上のにぎわいの春祭りとなっていた。