18日、19日と新潟県燕市で行われている戸隠神社(星野和彦宮司)の春季例大祭で、見物客の駐車場不足の解消にと、一般社団法人燕市観光協会(山崎悦次会長)は2日目の19日、実証実験として初めてシャトルバスを運行する。
19日の午後に限り祭り会場に近い臨時駐車場所になっている旧燕庁舎(水道局)と燕市産業史料館の間を45分間隔でシャトルバスが往復し、県津客をピストン輸送している。最終便は、燕市産業史料館発が午後8時45分、旧燕庁舎発が午後9時5分。
祭り見物は旧燕庁舎駐車場を利用する人が多いが、すぐに満車になる。昨年はほかの車が邪魔になって駐車した車が出られなくなるトラブルも発生したため、車で祭りに出掛ける人が安心して駐車できるように駐車場を確保しようとシャトルバスを運行している。
燕市観光協会では、駐車場に関する問い合わせがあると、ことしはシャトルバスの利用を勧めた。19日はシャトルバスの運行を始めると、最初の数便はバスの定員が28人のところ、20人ほどの利用があり、有効に機能している。