新潟県加茂市の青海神社(宮司代理・古川修権禰宜)は、21日の「加茂祭」とも呼ばれる春季例大祭を前に19日、20日と前宵祭を行い、20日、21日は大通りを中心に露店市場が開設されている。
青海神社は、青海神社、賀茂(かも)神社、賀茂御祖(みおや)神社の三社の本殿を合殿する。19日夜は子守稚児小児御供報賽祭のあと賀茂神社と賀茂御祖神社の前宵祭。20日夜は青海神社の前宵祭を行った。
20日の日中は弱い雨が降ったが、夜にはやみ、露店市場は感染禍前からそれを上回るほどのにぎわいとなった。それとは対照的に、青海神社の参拝者が少なかった。夜は拝殿に参拝の順番待ちの行列ができるのが常だったが、参拝者はまばらで行列もできなかった。
前宵祭の神事はこれまで通りに10人の神官で執り行った。ことし3月に父の古川洸宮司の死去で古川修権禰宜(ごんねぎ)が宮司代理として初めて祭主を務めた。古川権禰宜はやや緊張したような厳しい表情で粛々と神事を進行していた。
21日は午前10時から大祭。午後2時に御神幸(ごしんこう)の行列が出発。前半は誕生後1年くらいまでの幼児をおんぶした若い母親たちの行列が加わる。子どもには豪華絢爛な産衣がかけられ、別名「乳母(うば)祭」とも呼ばれる。