4月1日から放送されているNHKの連続テレビ小説「虎に翼」の新キャスト第6弾が21日発表され、2022年に新潟県三条市初のPRアンバサダーに就任した三条市出身の俳優、高橋克実さん(63)の出演が決まった。
高橋克実さんの役は、三条市出身の弁護士、杉田太郎(すぎた・たろう)。同じく弁護士の弟とともに地域の事件を多く引き受ける。裁判所の職員とも懇意にし、幅広い人脈をもち、東京からやってきた寅子にも愛想よくふるまう。
コメントででは、故郷の方言「らて」が「寅子の「はて?」に続いて流行って欲しいと期待しています!」としている。
主役の猪爪寅子のモデル、弁護士の三淵嘉子は新潟家庭裁判所長を務めたこともあり、弥彦で朝ドラの撮影が行われたとの話もあり、三条市で撮影の可能性も出てきた。
高橋さんは、1961年に三条市に生まれ、県立三条東高を卒業するまで三条市で過ごした。俳優業にとどまらず高橋さんが司会を務めた雑学バラエティー番組「トリビアの泉」でも人気を集めた。
2022年8月2日に三条市PRアンバサダーに就任し、昨年8月に高橋克実さんの母校、三条小学校の跡地に建設された図書館等複合施設「まちやま」の1周年記念トークショーでも来条、出演している。「虎に翼」の出演についての高橋克実さんのコメントと、滝沢亮三条市長のコメントは次の通り。
■高橋克実さんのコメント
まさかまさかの舞台が、わたしの生まれ故郷の新潟県三条市!しかも三条の弁護士役だなんて、ビックリしました。特に、今回楽しみにしているのが三条のことばなんです。 三条弁には、「らて」という可愛い語尾があって、「〜です」を「〜らて」と言うんですよ。 例えば、「そうです」は「そうらて」になって、「カフェラテです」は「カフェラテらて」に…。 この「らて」が、寅子の「はて?」に続いて流行って欲しいと期待しています!
■滝沢亮市長のコメント
NHKの朝ドラで舞台として三条市 (裁判所三條支部) と名前を出していただけただけで嬉しいですのに、弁護士役として私たちの高橋克実さんがご出演でさらに感激です!ストーリーが楽しみなのはもちろんですが、高橋さんが本当に三条弁をお話するのか、私たちならではの楽しみ方もしたいと思います!