3月に済生会新潟県央基幹病院(新潟県三条市上須頃)が開院し、地域の医療体制が再編成されるなか、地域医療を支える人材の確保、育成の取り組みの一環として新潟県立三条高校は、6月8日(土)午後1時半から三条市体育文化会館で小・中学生などを対象に次世代医療人材育成セミナーを開く。
対象は県央地域の小中学生と義務教育学校生、保護者、学校関係者で、小学生は保護者同伴が必要。済生会新潟県央基幹病院の遠藤直人院長の基調講演で始まり、三条高校卒業生も参加して医学部生とのトーク「医師を目指したきっかけ、医師という仕事の魅力、医師になるには」を行う。
さらに三条高校WWL(World Wide Learning)課題研究発表、大学医学部の地域枠についての説明で3時半に終わる。
WWLは将来。世界で活躍できるグローバル人材を育成するため、高校生へ高度な学びを提供する仕組みの形成を目指す取り組み。
大学医学部の地域枠とは、将来、地域医療を担う医学生を選抜し、卒業後に指定された医療機関で9年間の勤務(指定勤務)を義務付ける制度。貸与する修学資金は、9年間の指定勤務で全額返還免除される。
参加したい人は5月28日までに専用フォーム「次世代医療人材育成セミナー」から申し込む。問い合わせは三条高校(0256-35-5500)へ。