「平成16年7月新潟・福島豪雨」に伴う7.13水害から20年。五十嵐川の堤防決壊で9人が犠牲になった新潟県三条市で26日(日)、国土交通省北陸地方整備局管内の信濃川下流総合水防演習が行われる。
毎年、国土交通省北陸地方整備局管内で、国土交通省をはじめ関係機関が実施する総合水防演習。7.13水害から20年の節目で初めて三条市で開かれる。
三条市上須頃地内の信濃川左岸、三条防災ステーション前の河川敷を会場に午前9時から11時半まで。オープニングには県警音楽隊が参加し、警戒レベルに沿った段階的な水防訓練で、消防団による水防工法、電気やガス会社によるライフライン復旧、陸上自衛隊、海上保安本部、新潟県警察などによる救難救助などが行われる。
あわせて三条防災ステーションで午前9時から午後3時までミズベリング三条フェスが開かれ、災害時に役立つ体験ができる。災害対策車両の展示、豪雨・地震体験車や防災学習等の体験コーナー、キッチンカーによる飲食販売などが行われる。