1日、2日と開かれている三条市立大学(アハメド・シャハリアル学長、新潟県三条市上須頃)で開かれている大学祭「三燕祭(さんえんさい)」でカレー対決。出店総選挙で過去2年連続1位のシャハリアル学長監修、カレー屋シャハのカレーにNTT東日本と日本航空がタッグを組んだ「エコカレー」が挑んでいる。
シャハリアル学長はバングラデシュ出身。スパイスから作るバングラデシュのカレーを監修し、三燕祭がスタートした2年前から毎年、模擬店を出している。
本格的なバングラデシュのカレーは好評。模擬店の人気投票、出店総選挙でお約束ともいえる2年連続1位に輝いている。ことしは「カレーライス」(500円)とナンのようなパンに包んだ「チャパティ」(300円)を販売している。
そこに昨年、三条市立大学と産学連携協定を結んだNTT東日本が「エコカレー」(300円)で参戦した。カレーに合うコメを探して、日本航空新潟支店が昨年、開発した新潟県産コシヒカリと佐渡産の規格外のレモンを使った「レモンサフランライス」に出会った。
カレーには規格外のトマトを使う。再生容器に盛りつけてエコにこだわった。シャハカレーより辛く、スパイスも刺激的なほかにはない味に仕上がった。
2日間とも入社6年目で今春、JALふるさとアンバサダーに着任した新潟市秋葉区出身の客室乗務員、長谷川聖菜さんが制服で売り子役に。「皆さんにおいしいエコなカレーがお届けできるように2日間、頑張りたい」と来客を待っている。