タケノコの産地、新潟県田上町でことしは9月14日から1カ月間、開かれる放置竹林を活用した竹あかりによるバンブーアート「たがみバンブーブー」に向けて9日、ことしもタケでできたジャンボブランコ「たがみバンブーブランコ」がお目見えした。
「たがみバンブーブー」は2022年に始まった放置竹林のライトアップを目玉としたアートプロジェクト。町外からも広く来場者を集め、町の大切な観光資源となっている。
プロジェクトのひとつとして毎年、「道の駅 たがみ」に「たがみバンブーブランコ」を設置した。国道403号バイパスに面しているので、「たがみバンブーブー」の文字通り広告塔であり、シンボル。週末ともなると子どもたちが列をつくって遊ぶ人気だ。
1日に放置竹林で、太い所で直径約20センチもある長いタケを35本切り出してきた。9日はプロジェクト実行委員会のメンバー十数人が参加してタケを適当な長さに切って左右に支柱を組み立て、てっぺんに長さ10メートルもあるタケを横に渡し、ブランコを下げて完成。11月ごろまで設置しておく。