新潟県三条市は、7月20日に供用開始予定の歴史民俗産業史料館別館の愛称を公募し、応募のあった2,911件のなかから「ほまれあ(HOMAREA)」に決めた。
歴史民俗産業資料館別館は、旧三条市立図書館1階部分を改装し、三条市の名誉市民を顕彰する「名誉市民ギャラリー」と、文化芸術活動の発表の場「文化芸術ギャラリー」を備えた施設に生まれ変わる。
昨年11月中に愛称を募集し、三条市文化団体協会、三条美術協会、名誉市民関係者ら5人で構成する選考会で数点にしぼり、そのなかから滝沢亮市長が「ほまれあ」に決めた。
「ほまれあ」を提案したのは、福井県在住の西村和典(にしむら かずのり)さんと福岡県在住の永留慶(ながとめ けい)さん。三条市の名誉市民を顕彰し、名誉市民の希少な作品や資料が展示する施設であることから、「誉れ」と「rare(レア・希少な)」を組み合わせた。2人には7月20日に行うオープンイベントで賞金15万円を贈る。