サッカーJ!・アルビレックス新潟のチームカラーであるオレンジ色の料理やデザートなどを組み合わせた「アルビレックス新潟応援給食」が11日、燕市の全小中学校の学校給食に初めてお目見えした。
この取り組みは、島田譲選手が「燕市子育てサポーター」、燕市初のプロサッカー選手の石山青空選手(燕西小・燕中学出身)の「ご当地応援選手」就任をきっかけに行った。先に新発田市と聖籠町の学校給食でも同様の取り組みが行われている。
アルビレックス新潟応援給食のメニューは、チキンライス、かぼちゃの豆乳ポタージュ、クラブエンブレム入りメンチ、グリーンサラダ、アルビレックス新潟ゼリー、アルビレックス新潟牛乳。
チキンライスはチームカラーのオレンジ色。グリーンサラダは緑のフィールドで躍動する選手をイメージしたとか。クラブエンブレム入りメンチは業者に委託し、アルビレックス新潟の許可を得てクラブエンブレムの画像データを基にエンブレムがプリントされている。アルビレックス新潟のゼリーと牛乳は既存のものを注文した。
メニューを考えた燕市東部学校給食センターの小嶋智子栄養教諭が、メニューの素材やねらいを紹介した。
給食前に島田選手と石山選手の動画メッセージを上映。島田選手は食事も練習のひとつで「元気な心を体をつくるには、バランスよくご飯を食べることが大切です」、石山選手は「僕は燕市の給食でとり肉のレモンあえが好きでした」と子どもたちに語りかけた。
アルビレックス新潟応援給食は生徒にも好評で「メンチカツがいちばんおいしかった」、「アルビレックスを応援しようという気持ちになった」などと話していた。最後に生徒から選手に届ける応援メッセージの動画も撮影した。