新潟県三条市出身の昭和史に残るプロレスラー、三条市名誉市民ジャイアント馬場(本名:馬場正平)さんが1999年(平成11)に61歳で死去してから、ことしで四半世紀の没後25年。その節目を記念して三条市は、7月20日(土)の歴史民俗産業資料館別館の開館に合わせて図書館等複合施設「まちやま」で記念イベントを開催し、名誉市民ギャラリーへの馬場さんの愛車キャデラックの展示記念パレード、ゆかりの品を展示する記念展、トークショーを行う。
馬場さんのプロレスラー時代の必殺技「16文(もん)キック」にちなみ、6月16日(日)にトークショーの無料整理券を馬場(ばば)さんにちなんで88枚、市内在住者に先行配布する。
記念イベントの愛車キャデラック名誉市民ギャラリー展示記念パレードは午前9時から9時50分まで。このキャデラックは、馬場さんがハワイで最後に乗っていた愛車「キャデラック エルドラド コンバーチブル」。馬場さんの肖像権と商標を管理する株式会社H.J.T.Productionから2020年12月に三条市に寄付された。資料館別館が完成するまで株式会社諏訪田製作所に展示されてきた。
滝沢亮市長と関係者がキャデラックに乗車して敷地内をパレードする。これまでの展示に協力した諏訪田製作所に感謝状を贈呈。キャデラックに乗車して記念撮影ができる特別撮影券(限定5人)が当たる菓子まきを行う。
当初は諏訪田製作所からパレードを検討していたが、このキャデラックは型式認証を受けていないため公道を走れず、「まちやま」の敷地内だけを走行、パレードすることにした。
■ジャイアント馬場の愛車キャデラックが故郷三条の諏訪田製作所で一般公開 (2020.12.9)
記念展は午前9時30分から午後6時まで。当日限りの馬場さんゆかりの品を展示。記念展で配布する引換券を資料館別館「ほまれ」に持参すると、「三条の馬場」にかけて限定388個で記念品がもらえる。
トークショーは午後3時から4時30分まで。馬場さんにゆかりの往年の名プロレスラー川田利明さんと田上明さんによるトーク。入場には150人定員で事前に配布する無料整理券が必要になる。
トークショーの無料整理券の先行配布は6月16日(日)午前8時30分から9時30分まで「まちやま」通りドマで市内在住者に1人2枚まで配布する。住所が確認できるものを持参する。
専用フォームによる申し込み6月20日(木)から7月4日(木)まで。6月20日にホームページに公開する専用フォームから申し込む。
パレードは雨なら中止。キャデラックのパレード後、午前11時の歴史民俗産業資料館別館の開館に合わせて名誉市民ギャラリーに展示する様子も見学できる。馬場さん関連グッズの販売もある。駐車場には限りがあり、なるべく市役所と会場間のシャトルバスを利用する。