公益財団法人三条市交通安全協会(加藤敏敦会長・新潟県三条市)は13日、越後交通株式会社(伊比久社長・長岡市千秋2)三条営業所(安田司所長・三条市塚野目)に「交通安全運動実施中」と表示したバスのフロントに取り付ける通称「バスマスク」10枚を寄付した。
長岡市の本社では、安田所長が入社する以前からあったのではないかと言うほどずっと以前に地元の交通安全協会からバスマスクの寄付を受け、交通安全運動期間中に所有するバスに取り付けて運行している。
三条営業所の安田所長は、ことし4月に本社勤務から三条営業所へ異動した。三条市でも同様の取り組みに協力してもらえないかと三条市安協に声がけして今回の寄付になった。
寄付したバスマスクは縦41×横78cmのビニール製。黄色の地に赤文字で大きく「交通安全運動実施中」、黒文字で「公益財団法人三条市交通安全協会」とある。
三条営業者には3、40台のバスがあり、まずは7月22日から31日までの「夏の交通事故防止運動」の期間中、三条市内を走る循環バスなど10台に装着。その後も交通安全運動の期間中に取り付ける。
13日は加藤会長から安田所長にバスマスクを手渡した。加藤会長は「交通安全撲滅、とくに子どもたち、高齢者の交通安全に努めているので、ぜひ動くPR広告塔としてお役立ていただき、交通事故がひとつでも減ればありがたい」と述べ、好評ならさらに寄付を検討したいと話した。
「地域の交通の循環になっているので、そこを中心にいろいろとPR活動を協会と一緒になって進めていきたい」と寄付に感謝した。