新潟県三条市は17日、勤務後にコンビニ店で缶ビールを買って飲み、帰宅中に車から空き缶を投げ捨てた職員を停職6カ月とする懲戒処分を行ったことを公表した。
懲戒処分を受けたのは、市長部局の係長級職員50代男性。この職員は、ことし1月30日、勤務終了後に市内コンビニ店で缶ビールを買って同店駐車場で飲酒し、車を運転して帰宅する途中に車から空き缶を路上に投げ捨てた。
これらの行為を警察官が目視していて、職員が自宅に着いたところでアルコール検査を受けた。結果は基準値未満だったが、飲酒の事実について警告を受けた。これは職員の信用失墜行為に当たる。
空き缶の投げ捨ては、道路交通法違反(道路での禁止行為)として5月31日に三条区検察庁から起訴され、6月12日に三条簡易裁判所から略式命令を受けた。
警察の事情聴取で職員は、過去に繰り返し同様の行為を行ったことを認めている。