電鉄の燕駅にあったローマ字の案内看板のトートバッグを製作 かぼちゃ電車保存会が月潟まつりにあわせた22・23日の車両開放イベントで販売 (2024.6.20)

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かつて新潟県の白山前駅(新潟市)と燕駅(燕市)を結んだ新潟交通電車線(通称:電鉄)で活躍した車両3両を旧月潟駅(新潟市南区月潟)で保存、維持管理する「かぼちゃ電車保存会」(平田翼会長)は、燕駅にあったローマ字書きの案内看板の表記をデザインしたオリジナルグッズのトートバッグを製作した。

かつて燕駅にあったローマ字書きの案内看板(左)と「かぼちゃ電車保存会」がそのローマ字などをデザインして作ったオリジナルグッズのトートバッグ
かつて燕駅にあったローマ字書きの案内看板(左)と「かぼちゃ電車保存会」がそのローマ字などをデザインして作ったオリジナルグッズのトートバッグ

月潟まつりにあわせて22日(土)、23日(日)の2日間、旧月潟駅で行う車両開放イベントで販売する。A4判が入るサイズのキャンバス地のトートバッグ。30個を作成し、2,000円で販売する。

1999年に全線廃線になった電鉄の終点、燕駅の跨線橋(こせんきょう)には、ローマ字書きの案内看板があった。

ローマ字案内看板のXの投稿はバズり、7,000リポストを突破

バズった広坂さんの投稿

英語ではなく日本語の「灰方ー白根白山前方面の方はこの橋を渡り3番ホームよりお乗りください」をローマ字表記してあった。英語を話せる人には意味がわからず、日本語ができる人にはローマ字はとても読みづらく、誰に向けてローマ字表記にしたのか謎だ。

トートバッグには、このローマ字の上に燕駅の電鉄乗り場にあった右書きの「車電行潟新」(新潟行電車)の文字をデザインした。

手書きが不思議と味わいのあるちょっとおしゃれなデザインに仕上がる

一発勝負で手書きしたのか、無駄に余白があり、線の太さや文字間にばらつきがある。最後の行はスペースが足りなくなって無理矢理詰め込んだのか、文字サイズがやたら小さく、幅が狭い。

オリジナルグッズのトートバック販売PRのバナー
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全体としてはバランスが悪いが、逆にそのことがデザインされたような印象を与えて味があり、おしゃれなデザインにも見えてくるから不思議だ。

会員の広坂兼六さんがこの看板を撮影した画像を2017年にX(当時のTwitter)に投稿した。それから7年間で何度か波がありながらバズり、リポストはこの6月で実に7000を超えた。その人気に乗っかってトートバッグを企画。今回のイベントの目玉にもした。「車電行潟新」は会員の内山博明さんが撮影していた画像を使った。

かぼちゃ電車保存会では、これまでもクリアファイル、記念入場券、キーホルダーなどのオリジナルグッズを販売している。布物は今回が初めて。いくらSNSで人気が出ても、リアルな販売となると売れ行きが想像できない。売れ残らないようにとと30個の製作にとどめたが、鉄道ファンの目に止まれば即完売の可能性もある。

22・23日と月潟まつり車両開放イベント トロッコはアントで動かし、22日は車両ライトアップも

月潟まつりにあわせた車両開放イベントのバナー
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また、今回の車両開放イベントは、22日は午前10時から午後8時まで、23日は午後5時まで行う。内容は車両と駅舎内の開放、車掌体験コーナー、電鉄関連のビデオ上映、トロッコ運行、保存会グッズの物販、さらに22日だけで夕方から午後8時ごろまで車両ライトアップを行う。

トロッコ運行は、2日間とも午後5時まで。これまでトロッコに乗車してもらって会員が手押ししていたが、肉体的負担の大きさに加え、動力で動いている感覚を楽しんでもらおうと、今回はかぼちゃ電車を動かすこともできる車両移動機「アント」でトロッコを動かす。

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