特定非営利活動法人フードバンクつばめ(青柳修次理事長・事務局:新潟県燕市小池)が運営する複合型支援施設「つばめベース」(燕市仲町)内に、5月14日にオープンしたカフェスペース「喫茶すずらん」は、暑い季節に向けて「レトロかわいい」とうたう新商品「すずらんクリームソーダ」(税込み550円)を発売した。
「つばめベース」は仲町商店街に面するフードバンクつばめの仲町拠点。仲町商店街には2009年にすずらん灯が撤去されるまで「すずらん通り」と呼ばれて地域に親しまれた。その名前をもらって「喫茶すずらん」をオープンした。
さらにその名前にちなんで今回、発売したのが「すずらんクリームソーダ」。見た目はスズランがモチーフで、メロンソーダの緑をスズランの茎、ソフトクリームの白をスズランの花に見立てた。
クリームソーダ自体が昭和レトロを代表する飲み物。さらにぼてっとした大きめのグラスにもレトロ館がある。注文した人はクリームソーダの懐かしさとともに大きさに驚くと言う。
「喫茶すずらん」は、サイフォンで一杯ずついれるブレンドコーヒー(350円)、注文を受けてからジューサーで作るバナナジュース(420円)というこだわりのメニューの一方、「つばめベース」を利用する子どもたちが子どもたちでも小遣いで飲めるように小さめグラスで1杯100円の「みかんジュース」や「アイスココア」といったキッズドリンクも用意している。
「つばめベース」の鈴木あかね副所長は「子ども連れのお母さんやママ友に利用いただいている。地域の交流の場としても気軽に利用してほしい」と話している。「喫茶すずらん」の営業は火曜から日曜の午前11時から午後5時まで、ラストオーダーは午後4時半。問い合わせは「つばめベース」(0256-46-8805)。