2020年に日本でスタートしたアジア最大級のミセスコンテスト「ミセス・オブ・ザ・イヤー」の日本大会で特別賞を受賞した新潟県三条市の高橋亜有美さん(43)は、いよいよ29日に東京で開かれる世界大会に出場する。
高橋さんは3人の子をもつシングルマザー。昨年8月に新潟市で開かれた新潟大会で準グランプリを受賞し、昨年11月に東京で開かれた日本大会で特別賞を受賞し、世界大会出場を決めた。
コンテストの要となるウオーキングは、新潟市のウォーキング講師、廣川奈津子さん(61)から手取足取りの始動を受けた。廣川さんは「ウオーキングは人に見られているという意識がすごく大事で、歩く前にきちんと体をつくるのも大事」と言う。
「高橋さんは伸び代があってとても楽しく、本人も前向きに真摯(しんし)にやっている」と取り組み姿勢を評価し、「自分のもっているものを最大限に生かす表現力やヘアメイク、英語もトータルでブラッシュできれば」と言い、結果については「楽しみにしてください」とにっこり。
高橋さんは「緊張しているが楽しみの方が大きい」と胸を躍らせる。高橋さんの指導は「すごくわかりやすくモチベーションを上げてくれて楽しくレッスンしている」。
自信も向上している手応えを感じている。「体調管理を第一に本番を迎えたい。皆さまからいただく応援を力に変え、グランプリをとってきます。応援よろしくお願いします」ときっぱりと宣言し、頼もしい。
コンテストに先立って26日からウェルカムパーティーなどで始まり、29日に勝負のファイナルステージを迎える。