【三条夏まつり】花火大火の飲食ブースが飲食イベント「三条夏てんこ盛り祭り」として復活 三条総踊りは1週間早くプレ開催

(2024.6.28)

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7月26日(金)、27日(土)の2日間、新潟県三条市で開かれる三条夏まつりはに向けた協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)の第2回全体会議が27日開かれた。大花火大会に伴う飲食イベントが形を変えて新型ウイルス感染禍前以来、5年ぶりに復活。三条総踊りは会場を確保できず1週間前の21日(日)にプレ開催する。

三条夏てんこ盛り祭りを27日正午から県央健診スクエアとたいぶんで開催

感染禍前までは、大花火大会に合わせて六ノ町河川緑地の観覧席から道路側の土手下に飲食ブースが並んだ。感染禍後は、感染防止や雑踏のため警備上の問題などから中止してきたが、市民から飲食ブースを求める声があった。

「三条夏てんこ盛り祭り」の名称で実行委員会形式で、三条夏まつりの同時開催事業として行う。実行委員会形式で「三条夏てんこ盛り祭り 2024」を開く。観覧場所の三条防災ステーションと道路をはさんで隣接することし5月にオープンした県央健診スクエアと三条市体育文化会館「たいぶん」の2会場で正午から午後9時半まで行う。

「三条夏てんこ盛り祭り」の会場になる県央健診スクエア
「三条夏てんこ盛り祭り」の会場になる県央健診スクエア

運営は「たいぶん」の飲食スペース「シュメール三条」を運営する(株)ライブポート(新潟市中央区)に運営を委託する。出店数や出店者はこれから決めるが、地元の飲食業者の出店枠を設けることにしている。

協賛事業の三条総踊りを踊る会による三条総踊りは、本来なら三条夏まつりの26日、27日の2日間のどちらかで開催したかったが、暑さを避けるため屋内会場を手配したが確保できなかった。やむを得ず1週間前の21日(日)午前10時から正午まで三条市総合福祉センターでプレ開催という形で行うことなった。

ほかの行事は26日に凧と凧ばやし踊りと市民民謡踊り流し、27日に大花火大会。同時開催として、26日は一ノ木戸商店街共有駐車場で「一ノ木戸商店街夜市」、27日は図書館等複合施設「まちやま」で「開館2周年記念イベント まちやままつり〜夏の宵〜」、三条鍛冶道場で「木のアクセサリー作り体験」。協賛行事で夏まつり会期中にカラー写真コンテストが行われる。

第20回となる三条夏まつりのポスター
第20回となる三条夏まつりのポスター

協賛広告募集実績は、花火協賛は昨年の775,782円増の68,984,980円で、5号玉54発、7号玉35発、10号玉187発、スターマイン33組とナイアガラが上がる。そのほかの協賛は1,100円増の4,192,100円。

猛暑で昨年中止の「凧と凧ばやし踊り」は暑さ指数予測31以上で中止、参加小学生は学校から会場へピストン郵送

昨年、猛暑のため市内の一ノ木戸小、裏館小、嵐南小の3校による凧と凧ばやし踊りを中止した。三条夏まつりで猛暑のために行事を変更したのは初めて。昨年の全体会議で一度はことしの凧と凧ばやし踊りは中止と決めたが、ことし4月の第1回全体会議では一転して実施に決めた。

ただし、2日前から26日午後6時の暑さ指数予測が31以上になるか、熱中症特別警戒アラートが発令された場合は中止する判断基準を設けた。さらに当日は各学校から会場へ児童を送迎バスでピストン輸送し、徒歩で帰る嵐南小を除き、2校の児童は希望者を学校へ送る。

市民民謡踊り流しは20団体の1,173人と一般参加4人の申し込みがある。猛暑の場合は午前9時段階で午後7時の暑さ指数予測が31以上なら検討して実施か中止かを判断する

大花火大会はX(旧Twitter)を活用し、三条夏まつりアカウントをフォローして「チケットプレゼントキャンペーン」の投稿をリポストした人のなから抽選でことしの三条夏まつりが第20回にちなんで1組2人までで20組、40人分の招待席入場チケットをプレゼントする。

花火協賛の企業に送付する招待席に入場できるリストバンドは、ことしは改良版を用意。昨年のリストバンド使用率は72%だった。花火会場のアナウンスには音響のオペレーターを配置する。

駐車場確保のため、遊休地を当日限りの駐車場として貸し出すことができるシェアリングサービス「軒先パーキング」を昨年初めて活用した。昨年は貸し出し拠点数7カ所、35台分に17台の利用があった。ことしはこれまでに貸し出し拠点数4カ所、23台分と順調な立ち上がりになっている。

三条夏まつり協賛会会長の兼古三条商工会議所会頭
三条夏まつり協賛会会長の兼古三条商工会議所会頭

ことしは新たに三条夏まつりののぼり旗も製作、設置する。それに伴う予算の修正なども行った。

協賛会会長の三条商工会議所・兼古会頭は開会のあいさつで、新たなスターマインの申し込みもあり、物価高騰にもかかわらず多くの協賛があったことに、「三条の地元企業の力強さと、地域への強い思いを感じた」と感謝した。

三条夏まつり協賛会名誉会長の滝沢三条市長
三条夏まつり協賛会名誉会長の滝沢三条市長

「ことしの夏は昨年を上回る猛暑になると言われている。本日の会議で夏まつりの行事の計画、安全対策についても確認いただき、参加者や見ている人の笑顔があふれるまつりするべく皆さんの忌憚(きたん)のないご意見をいただきたい」と述べた。

協賛会名誉会長の滝沢亮三条市長は、長岡花火と日程が重なるのを避けて開催時期を1週間、早めたことで「準備も非常に大変だと思うが、市民やご覧になりに来られる人の笑顔のために引き続き残り1カ月間、力添えを賜りたい」と述べた。

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