新潟県三条市と東三条地区の東三条商店街は「七夕」の7日、東三条駅前駐車場で恒例の夏のイベントを行った。ことしは「ヒガサン七夕祭り2024」と銘打ち、来場者1,000人を超えた昨年の1.5倍、過去最多の1,600人もの来場者で大にぎわいだった。
2018年にオープンした三条市が運営する東三条駅前駐車場を周知して利用促進を図り、三条市と地元を盛り上げたいという東三条商店街の両者の思いが一致して毎年、開いているイベント。「東三条」の略称「ヒガサン」を名称に冠している。
ことしは飲食11店が出店し、ダンスイベントやダンス体験会、滝沢亮市長が七夕飾りに下げられた短冊に書かれた願いごとをひとつ、かなえてくれる七夕ブース、こども縁日などさまざまスペシャル企画で来場者を楽しませた。
三条市が力を入れたのは、上田泰成副市長の肝いりで今年度スタートした三条市eスポーツプロジェクトの一環で企画したeスポーツイベント。この日はプロジェクトの皮切りのイベントで、「ぷよぷよ」と「太鼓の達人ドンタルフェスティバル」の2つのゲームで体験や大会を行った。
体験には約150人が参加。大会も歓声を上げて大いに盛り上がった。大会の最後まで見届けた上田副市長は参加者と一緒に熱狂し、「すばらしい。こんなに盛り上がるイベントは三条でもほかにないのでは。関係者の皆さんに感謝です」と好評を喜び、「eスポーツを生かして地域を盛り上げていきたい」と手応えをか感じていた。