ニッパー型つめ切りで知られる諏訪田製作所(小林知行代表取締役・新潟県三条市高安寺)は、13日(土)から15日(月・祝)までの3日間、午前10時から午後5時半まで「スワダお子サマーフェスティバル」を開き、夏休み前の子どもたちに諏訪田製作所で過ごす楽しい時間を提供する。
13日だけのイベントは「警察車両&ひかるくんがやってくる!」。県警三条署の協力で、警察車両を展示し、県警のマスコットキャラクターひかるくんもやってくる。警察官の制服を着て写真を撮ることもできる。荒天や事件事故の発生で中止する場合がある。13日に限り工場見学もできる。
13日、14日の2日間はワークショップ&ポップアップショップ「絵本&組み木であそぼう!」。燕市の株式会社Ibizaの協力で、代表で作者の高井幸江さんによる絵本の読み聞かせと組み木で遊ぶワークショップを行う。2日間とも午前11時からと午後2時からの2回、約20分で人数に限りがある。
13日から15日までの3日間は、ワークショップ&ポップアップショップ「紙風船職人になろう!」、ポップアップショップ「筒井時正玩具花火製造所」、フォトスポット「SUWADA(諏訪田)職人になりきろう!」を行う。
「紙風船職人になろう!」は、諏訪田製作所のショップでも販売している国内唯一の手仕事紙風船を作る出雲崎町の磯野紙風船製造所が協力。小さい紙風船に色紙を張ってデコレーションする参加費250円と大きい紙風船にリボンとマスキングテープでデコレーションする参加費500円の2つのワークショップを行い、ポップアップショップも開く。
「筒井時正玩具花火製造所」ポップアップショップは、国内で3つしかない手作り線香花火メーカーのひとつ、筒井時正玩具花火製造所の花火を販売する。これもふだんからショップで販売している。
「SUWADA職人になりきろう!」では、諏訪田製作所の刃を合わせる合刃職人と同じ服を着て作業風景の写真を撮ることができる。ほかにすでに予約が満杯になっているが、15日は親子でパンを作るワークショップもある。
昨年の夏は輸入外車のハイブランドモデルカーを展示するイベントを行ったが、この夏は初めての子ども向けのイベントを企画した。
イベントを通じて諏訪田製作所に親しみ、おとなになったら諏訪田製作所に入社してくれることにも期待。担当者は「未来の諏訪田の職人と出会えたらうれしい」と大勢の来場を待っている。