「道の駅 庭園の郷 保内」(新潟県三条市下保内)は、100年を超える伝統で培った屏風製作の技術で木製和家具などを製造する大湊文吉商店(大湊陽輔社長・加茂市秋房)とコラボレーションしたオリジナル商品「五葉松箸(はし)置き」を開発、販売している。
大湊文吉商店は、くぎを使わずに細い木片で幾何学的な文様を組み付ける伝統木工技術「組子細工」を生かした製品開発に力を入れている。
「五葉松箸置き」は、 三条市の木のゴヨウマツをモチーフにした。密集したマツの葉が扇のように広がる形を箸置きで表現した。高級木材の「秋田杉」を使用している。
価格は税込みで小2個セット1,800円、大2個セット2,200円。観光の土産や贈り物に喜ばれそうだ。
「道の駅 庭園の郷 保内」がある三条市保内地区は造園や庭木の産地。昨年は市内の菓子店と開発したオリジナル商品「五葉松クッキー」を発売して好評だ。問い合わせは「道の駅 庭園の郷 保内」(0256-38-7276)へ。