21日の新潟県三条市はことし最高の35.4度まで気温が上がり、この夏初めての最高気温が35度以上の猛暑日となった。
明け方の最低気温は25.5度の熱帯夜だった。正午過ぎまで雲が目立ったが、夕方に向かって青空がどんどん広がった。
午後2時の三条市の暑さ指数は31.2。運動は原則中止で外出を避けることが求められる31以上の「危険」になった。
最高気温31.3度だった前日20日でも、三条市で行われた歴史民俗産業資料館別館「ほまれあ」の開場式で建物の外で開場を待っていた市民が熱中症が疑われる症状で倒れて意識不明になり、救急搬送されている。
21日の厳しい暑さのなか、燕市の燕地区では商店街エリアと交通公園エリアを会場に「飛燕夏まつり」が行われた。スタッフも来場者も暑さにぐったりだった。
おまけに交通公園エリアではステージイベントでダンスもあった。暑さ指数は28以上31未満の「厳重警戒」で激しい運動の中止が求められているだけに、出演者は水分を十分に補給して熱中症に注意しながらパフォーマンスを披露していた。
来場者は帽子や日傘を用意し、日陰を探して見学。主催者が暑さ対策で用意したミスト扇風機も人気だった。