新潟県弥彦村の弥彦村商工会青年部(徳永竹紀部長・部員16人)は、3日から11日までの毎晩、「おもてなし広場」(弥彦村弥彦)で恒例の「夏休み 子供縁日村」を開き、手づくりの縁日を地元の子どもたちや弥彦温泉の宿泊客にサービスしている。
午後7時から9時まで、おもてなし広場のテラスに縁日が店開き。テントに1回200円か300円のスマートボール、輪投げ、水ヨーヨー釣り、型抜き、射的の遊びが並ぶ。
1セット200円で花火セットを買ってその場で楽しめるほか、委託で飲食販売も。席も用意して飲み食いしながら縁日や花火で遊び、夕涼みがてらに夏の夜をゆったりと過ごすことができる。
村内の小学校や保育園を通じ、村の広報紙にも折り込みで割引券付きのちらしを配布している。初日3日は親子連れでにぎわい、浴衣を着た子どもも。すっかり弥彦の夏の風物詩となった子供縁日村を満喫していた。
毎年恒例で部員が手弁当で運営に当たっている。部員の減少とともに運営は厳しくなる一方だが、部長の徳永竹紀さん(41)は「きょうは初日でばたばたしてるけど、こうやって子どもたちが楽しんでる姿を見られるからやめられない」と話していた。