「土用の丑の日」に国産特上ウナギで食育教室 小学生が自分でつかみ取りしたウナギをくし打ちして焼いてうな重に (2024.8.5)

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「土用の丑(うし)の日」の5日、「道の駅 SORAIRO 国上」(新潟県燕市)で初めての「うなぎ食育教室」が開かれ、参加した小学生は、自分でつかみ取りしたウナギをくし打ちし、焼いてうな重にして味わった。

軍手を着けてウナギのつかみ取り
軍手を着けてウナギのつかみ取り

夏休みの子どもたちから毎日の食事は命をいただいていることを体験を通して学んでもらおうと企画した。燕市内の小学生が対象で、1年生からから6年生まで10組の親子が参加した。

参加費無料なのにウナギは大盤振る舞い。体長約50センチで、外食すれば5,000円前後はする特上クラスの国産ウナギを用意した。

くし打ちに挑戦
くし打ちに挑戦

参加した子どもたちは順番につかみ取りに挑戦した。素手では難しいだろうと軍手を着けたので、最初はおっかなびっくりでもそれほど苦労せずに捕まえることができた。

捕まえたウナギは道の駅の指定管理者の「よね蔵グループ」の料理長が江戸前の「腹開き」で腹から割いてさばいたら自分でくし打ち。開いたウナギに4本のくしをねじりながら縫うように刺した。

ウナギをひっくり返す
ウナギをひっくり返す

それから炭火で料理長が焼いてかば焼きにし、ここでも子どもたちは裏返しにする作業を体験。充満する香りに道の駅利用者は「においの暴力だね」とうらやましがっていた。

焼き上がったウナギはご飯に載せてうな重にして「いただきます!」。子どもたちは自分で捕まえて調理したうな重に大満足だった。

うな重にして味わう
うな重にして味わう

「ぬるぬるして捕まえるのが難しかった」と話し、お母さんは「身が引き締まって弾力があって」、「いただきますの大切が伝わる事業と思う」と貴重な体験に感謝。道の駅の職員は「ぜひ自由研究や夏休みの日記に書いてください」と期待していた。


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