新潟県三条市下田地区の奥の集落で失われた夏祭りを道の駅で楽しんでもらおうと、「道の駅 漢学の里 しただ」(渡辺梨絵駅長・三条市庭月)は、17日(土)午後4時から7時半まで昨年に続いて「下田夏祭り2024」を開く。
メーンは下田盆踊り。地元の五百川薬師会が演奏する笛や太鼓に合わせて踊る。ことしは踊った人にたすきをかけ、踊り終わったらたすきと交換で景品をプレゼントする。
3時から5時半まで浴衣の着付けを行う。浴衣を持参すれば2,000円で着付けを行い、浴衣のない人もレンタル浴衣を用意して3,000円で着付けする。
ほかにも地元のよさこいチーム「shitada 和(しただなごみ)」の演舞、ふわふわドーム、綿あめ販売、メダカすくい、射的、飲食物の販売もある。
下田地区の奥の集落では、かつて集落ごとに夏祭りが行われていたが、人口減少や高齢化ですっかり絶えてしまった。下田地区全体の夏祭り「しただふるさと祭り」があるが、会場まで遠く、近くで夏祭りを楽しんでもらおうと昨年、初めて道の駅の下田夏祭りを開いた。
スタートで雨が降ったが、200人近くが来場。来年も続けてほしいという声があり、好評だったことからことしも開く。問い合わせは「道の駅 漢学の里 しただ」(0256-47-2230)。