高品質な箸(はし)を製造するマルナオ株式会社(福田隆宏代表取締役・新潟県三条市矢田1662-1)は、17日まで同社で技術の一端などを体験できるワークショップ「2024年お盆 夏のマルナオアクティビティ」を行っている。
同社は盆のほかにも大型連休、6月、秋の「燕三条 工場の祭典」と年4回のマルナオアクティビティを恒例にしている。今回はオリジナルスプーン作り体験、はし作り、苔(こけ)玉作りなどの体験を企画した。
11日にはし作り体験と三条の老舗料亭「魚兵」のそうめんセットを味わうアクティビティーに妻と小学生の子ども2人の4人で参加した新潟市北区の男性は、数年前に買ったマルナオのはしを今も愛用している。そのはしを修理してもらおうとマルナオを訪れたときにマルナオアクティビティの開催を知り、参加した。
「直すと新品同様になるので」と言い、「はしで料理がおいしくなるし、毎日、使うものですから」と話していた。かんなをかけ、やすりをかけてはしを作る作業に子どもたちは集中。その後のそうめんも「夏っぽくていいですね」と楽しみにしていた。
残るアクティビティーは17日(土)のはし作り体験だけ。スギの四角箸と鉄木の八角の2種類のはしを1時間で作る本格的な体験プログラムで、午前11時からと午後1時半からの2回行う。10歳以上が対象で参加費2,750円。参加申し込みや問い合わせは「MARUNAO FACTORY SHOP」(電話0256-45-7001)へ。