18日、新潟市東総合スポーツセンターで行われている全国中学校校剣道大会の女子団体戦で、強豪校の燕中学校(新潟県燕市)は惜しくも予選リーグで敗退し、決勝トーナメント進出はならなかった。
3チームずつ16のブロックに分かれて予選リーグ、各ブロック1位で決勝トーナメントが行われている。燕中は、尚絅中(熊本)と高砂中(兵庫)のブロックに入った。
まず燕中が2-0で尚絅中に勝ち、次いで高砂中が2-1尚絅中に勝った。最後の燕中対高砂中は、2-2の引き分けで1本勝負の代表戦にもつれ込んだ。これに高砂中が勝利し、高砂中が決勝トーナメントに進出。燕中はあと一歩で涙を飲んだ。
燕中は2010年から12年まで3連覇する輝かしい実績がある。16年の優勝を最後に優勝から遠ざかっており、ことしは18年以来のベスト8入りの敢闘賞を目指していた。
ことしは1、2年生だけで編成するチームで最後の代表決定戦までもつれ込んだのは善戦だったとも言え、来年の活躍が期待される。
また、出場した選手5人のうち、2年佐藤もか選手と2年木村朱愛選手の2人は20日行われる女子個人戦にも出場する。