「山の日」の11日、新潟県弥彦村の弥彦観光協会(河村信之会長)と弥彦山ロープウェイは弥彦山山頂で「山の日イベント in 弥彦山」を行い、「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録決定の祝賀セレモニーが行われた。
毎年「山の日」に山頂でイベントを行っている。弥彦村マスコットキャラクター「ミコぴょん」との撮影会、キッチンカー集合、ガラポン抽選会、夕日ミニコンサートなどを行った。
合わせて弥彦山展望食堂で祝賀セレモニー。7月にも弥彦の「おもてなし広場」で弥彦村などが行った世界文化遺産登録決定のセレモニーを行ったときに作った横断幕を張り、くす玉を割った。すぐそばでガラポン抽選会に参加する人が行列をつくり、くす玉が割れると一緒に拍手して祝福していた。
弥彦山ロープウェイを運営する弥彦観光索道の赤塚宰社長は「佐渡弥彦米山国定公園のなかにあり、つまり佐渡も弥彦も一体ということ。そういう意味も含めてきょうは世界遺産登録をお祝いをしようということになった」と話した。
本間芳之村長は「日本海、佐渡が島を見られ、ちょっと振り返れば蒲原平野が見える。稲穂も大きくなってきて、そんな360度の展望がある山というのは日本中、探してもどこにもない」とその眺望を誇り、「弥彦山、この空気をしっかり楽しんで貴重な夏休み、お盆休みの思い出としていただきたい」と話し、世界遺産登録が弥彦観光の弾みになることに期待した。