東京電力柏崎刈羽原発の安全対策の状況の視察などを目的に19日から新潟県を訪れている駐日英国大使館のジュリア・ロングボトム大使が20日、燕市を訪れて燕版共同受発注システム「SFTC (Smart Factory Tsubame Cloud)」を視察した。
ピーター・コリンズデジタル・技術政策担当官とともに来燕し、鈴木力市長を訪問したあと、中心となってSFTCを進める燕市・株式会社新越ワークスを視察してSFTCの仕組みについて説明を受けた。
SFTCは、燕市の企業が受発注や納期確認、製造進ちょくなどの情報を企業間で共有するためのクラウドサービス。鈴木市長はその概要と合わせて燕市の産業や魅力を紹介した。
ロングボトム大使は「デジタル化もすごく重要。大使館のなかで日本政府との協力高め、デジタル庁ともいろいろ合意も締結た。とくに行政のデジタル化は多分、イギリスは日本より進んでいるが、日本には優れた技術あり、燕市のようにアイデアは進んでいるので、そういう面で勉強し合ったり連携したりしたい」と述べた。