大日本印刷株式会社は、三重県桑名市と新潟県三条市が26日(月)に開始する自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する共同実証事業に、自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間「メタバース」で利用できる「メタバース役所」を提供する。
両市は、メタバース役所を共同で利用し、相互連携を通じて住民サービスの向上につなげる。また、メタバース役所の運用負荷や経費など抑えながら、災害時などの事業継続計画(BCP)としての有効性を検証。大日本印刷は「メタバース役所」の共同利用モデルの提供を通じて、自治体間の広域連携を実現し、行政サービスのDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する。
大日本印刷と桑名市は、2月に「誰一人取り残さない、デジタル社会の実現」に向けた連携協定を締結し、行政サービスの新たな施策として「メタバース役所」の実証事業を行った。
大日本印刷と三条市は、PwCコンサルティングとともに、7月に「メタバース等の先端技術の活用による関係人口創出を通じた持続可能なまちづくり」に関する連携協定を締結している。
こうした関係を生かして3者は、DXによる住民サービスの向上を目指し、離れた地域間での「メタバース役所」の共同利用モデルの有用性を検証するとともに、利用する住民の利点や課題を抽出する。大日本印刷はこの実証事業の事務局として「メタバース役所」を提供し、実証事業の推進を支援する。両市の事業の概要と桑名市の伊藤徳宇市長と三条市の上田泰成副市長のコメントは次の通り。
【桑名市・三条市の共同実証事業概要】
■実証期間および「メタバース役所」開庁時間 :
■実証内容:
■桑名市・伊藤徳宇市長
「メタバース役所 桑名市・三条市共同実証」を実施できることを大変うれしく思います。この先進的な取り組みにより、地理的な制約を超えた効率的かつ利便性の高い新たな行政サービスを、市民の皆様にお届けできるのではないかと考えています。この挑戦が、当市と三条市様に新たな価値をもたらし、さらなる発展につながることを期待しています。
実証事業の紹介ページ → https://x.gd/ud4KV
■三条市・上田泰成副市長
この度、桑名市様と「メタバース役所」の共同実証を行えることを大変うれしく思います。先端技術を活用することで市民の皆様の利便性向上だけではなく、これまで実現しなかった新たなサービスの提供や関係人口の創出を通じた持続可能なまちづくりにもつながるものと考えています。桑名市様と三条市による先進的かつ挑戦的な取り組みを全国的に横展開することで、両市のみならず、全国的な盛り上げにつながることを期待しています。
実証事業の紹介ページ → https://bit.ly/4ctt9fP※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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左:伊藤 徳宇市長(桑名市) 右:上田 泰成副市長(三条市)
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