20日の新潟県三条市は。熱帯夜に続いて日中は33.5度まで気温が上がる厳しい暑さだった。夕方には燕三条地域でゲリラ豪雨のように局地的に短い時間に猛烈な雨が降る所があった。
三条市には大雨警報が発表された。雨は午後7時までの1時間の10.5ミリをピークに8時7.0ミリ、さらに9時と10時に0.5ミリずつの累計18.5ミリ降った。
雨雲は県内でも燕三条地域を中心にあまり雨域が移動せず、しかも狭い範囲でバケツをひっくり返したような雨になった。あっと言う間に道路が冠水したところもあった。
夕立と言うにはあまりにも猛烈な雨だった。午後6時ごろ燕三条駅付近からは、東西に異様に延びる雲がしだいに黒くなり、雲の中心からじょうごのように下へ延びる雨柱がくっきりと見えた。
雨が降るまで、高度が異なるいろいろな形の雲が広がっていた。2日前の18日午後にも三条市では下田地区で一時的に激しい雨が降り、大気の状態が不安定になっているようだ。
21日の新潟の予報はくもりのち時々晴れで、予想最高気温は31度。