新潟県燕市出身の“くみ木の絵本作家”たかいゆきえさん(新潟市中央区)の初めての個展となる絵本原画展「こねこのきょういだいとお花ばたけ」が25日(日)まで複合施設「まちトープ」で開かれている。
たかいゆきえさんは、木工玩具と絵本が共演する世界で初めての「くみ木の絵本」を手がける。2021年にくみ木のおもちゃブランド「くみ木の森」を立ち上げ、22年にデザイン事務所?biza(イビザ)設立した。
くみ木の絵本『おかえりどうぶつはうす』は、2023年には世界三大デザイン賞のひとつ、ドイツのIFデザイン賞をベビーキッズ部門で受賞している。
今回は、ことし5月に自費出版した『こねこのきょうだいとお花ばたけ』を原画(縦15×横30cm)をはじめ、その複製原画、カード、キーホルダーになる動物などをかたどったアクリルプレート、それに絵本などを展示販売している。
初めての個展に「いい場所に展示してもらって、ふらりと訪れる人やインスタグラムをフォローしてくれている人、友だちも来てくれて感激している」とたかいゆきえさん。「楽しくて会期を延長してほしいくらい」と個展を楽しんでいる。