非常に強い台風10号の接近で30日の新潟県内はフェーン現象に見舞われ、三条市は全国最高の37.5度を観測した。近年、夏に三条市が全国一の高温を記録することに驚かなくなりつつあるが、ことしは初めての全国一となった。
全国2位は上越市と大阪府堺の37.2度。全国で最高気温が高かった上位10地点のうち5地点を新潟県内が占めた。
三条市では前日の雨があがって明け方の最低気温は23.6度。日中は晴れても雲が多かったが、フェーン現象の影響で気温はぐんぐん上がった。毎正時では午前9時で30.3度と30度を超え、午後2時の36.9度で35度を超え、2時24分に最高の37.5度に達した。
三条市では23日の37.2度を上回ることし最高。日が差すことは少なかったが、体温を上回るぐったりするような暑さだった。
31日の新潟の予報はくもりのち雨で予想最高気温は30度とフェーン現象の猛暑は収まりそうだ。