新潟県加茂市の青海神社で31日を宵宮、9月1日を本祭として秋季例大祭が行われている。宵祭の31日は台風10号が迫るなか、商店街に100を超える露店が並び、奉納花火も上がってたくさんの人出でごった返した。
台風10号による強風を心配して最も大きな祭礼ののぼり旗を出さなかった以外は、例年通りの内容で行われている。午後を中心に雨が降ったが夕方にはやみ、おかげで気温も下がって夕涼みがてらに市民が繰り出し、浴衣を着た人も目立った。
車両通行止めにした大通りにはずらりと露店が立ち並び、青海神社の鳥居を出た参道とその先の宮大門交差点を中心にごった返した。
2日間とも加茂山公園を打ち上げ場所に午後8時から8時半まで大花火大会で、2日とも約200発が打ち上がる。宮大門交差点から神社と反対方向の道路上が見物席になり、アスファルトに座って間隔を置いて単発で上がる30分間の花火をのんびりと楽しんでいた。
大花火大会の終盤の花火が上がるなかで拝殿で太鼓の音が響き、厳かに宵宮祭の神事が始まった。1日は午前10時半から大祭の神事が行われ、2日は午後1時半から神楽殿で太々神楽が奉納される。