新潟県三条市で行われる任期満了に伴う三条市長選（10月20日告示・27日投票）で再選を目指す現職の滝沢亮氏(38)の後援会（村上幸一会長）の事務所開きが1日、行われた。支持者ら100人近くが参列。滝沢氏は「これからも三条市内のいろんな所に顔を出し、いろいろな所に走り回って、市民の声を聞き、市民の思いを受け止めて、それを次の三条市政に、これからも市民のためにという思いをもとにこれからの三条のためにしていきたい」と決意表明した。

三条市西裏館1-3-28の旧にいがた南蒲農業協同組合三条支店を借りて選挙事務所を構えた。事務所開きには100人近くが出席した。

8月23日の総決起集会から9日後の事務所開き。滝沢氏は「私の思いは、この事務所でも皆さまに伝えていきたい。市内全域で市内の至る所で、あらゆる場所で、あらゆる時間帯で私の思いを市民に伝えたい」と訴えた。

事務所開きでは神事のあと来賓祝辞や激励スピーチ、頑張ろうコールなどが行われた。

村上幸一後援会長

滝沢市長も2期目。10月20日告示ということで若干、事務所開きから時間もあるが、後援会としては必勝に向けて、全力で頑張っていく。それには皆さんの力添えが必要。どうかよろしくお願いを申し上げる。

細田健一衆院議員

先日の総決起大会でも言ったように滝沢市長もは押しも押されぬ県央地区の若き政治リーダーとして一歩一歩、歩みを進めている。いろいろなことに種をき、着実に成果を上げている。ふるさと納税の大幅な増額、県央基幹病院の開院。ただ、三條地区の例えば渋滞の解消、子育て施策充実といった未だ取り組まなければならない課題もたくさんある。

市長と話をしていたところ、細田さん、ひどいと思いませんか？。例えば東京都なら潤沢な自主財源でさまざまな子育て政策ができる。でも三条はなかなか大変で国の支援がどうしても必要だという話をいただいた。

国定さんとともに国の支援の充実を一緒に取り組んでいきたい。滝沢さんがまいたさまざまな種をしっかりと刈り取るためには、2期目がどうしても大切。滝沢さんの2期目のVに向けて一緒に頑張ってまいりましょう。私も一生懸命、応援をさせていただく。

菊田真紀子衆院議員

この素晴らしい大きな農協の事務所を滝沢亮後援会の選挙事務所としてきょうを皮切りにスタートされることを心からお慶びを申し上る。若い力と行動力で1期目、立派な仕事、大きな成果を上げられた。さらにこの成果を大きな花として実として結ぶよう、残り2カ月を切ったので、仕事も選挙も段取りがすべてだと思う。

市長本人もそうだが、きょう集まっている皆さまから1日1日、この時間を大切にしながら支援の輪を広げていただくことを心からお願いする。私自身も精いっぱい応援させていただくことを誓う。

国定勇人衆院議員

この事務所開き現実を見ると、私がしゃべっている斜め向かいにはもうすでに我が家がずっと視界に入っており、非常に複雑な気持ちを持ちながらこの場に立っている。

市長選としては早めの2カ月前での事務所開きだが、ここで私が滝沢さんを応援しないと言ったら2カ月間、私自身の身がもたないので正々堂々と滝沢さんを応援をしていきたい。

これまでの1期目の実績、2期目に向けた具体的な調整の中身については皆さまの方が十二分に案内の通りかと思う。私も国政の立場から手伝えることをしっかりと応援させていただく。

佐野恒雄田上町長

滝沢さんとは、この4年間、仕事を一緒にさせてもらい、本当に皆さまがよく言う滝沢さんの人柄の良さ、行動力は申し上げるまでもないことと思う。三条市民の信頼を一身に引き受けている本当に素晴らしい人だ。

ただひとつ、わからないのは、滝沢さんの堂々とした落ち着きがどこから生まれてくるのか。いわゆる落ち着き、泰然自若という言葉がぴったり。2期どころでなく、3期、4期、5期と頑張っていただきたい人だ。

私の姉が三条に嫁いでいる。私は子どもが4人いるが、私も4人も三条の高校を出ている。おそらく対立候補はないだろうと思っているが、そのときには多少でも力になれると思う。

いずれにしても、滝沢市長さんが後顧の憂えなく仕事をできるのも後援会の絶大の支援、力に尽きる。私もなんらかの形で支援、力になれるかなと思っている。

本間芳之弥彦村長

先ほどはるばるお越しいただいたと言われたが、私は25分で到着したので全然、はるばるではない。三条との距離はどんどん短くなっていると思うし、これからさまざまな課題を解決しながら、より県央地域としてしっかりと連携をさせていただければと思う。

滝沢市長のいろんなアイデア、発想力、発信力には私も大変、勉強になっており、参考にしながら弥彦村の発展にも寄与していきたい。これから一生懸命、滝沢市長を盛り立てていただければと思う。私からもしっかりとエールを送らせていただく。

河原井拓也県議

私の方からも実績は言うまでもないかと思う。今後とも杉井県議ともども県政の場から県と三条市を強固につないでいきながら、三条市発展のために尽力していきたい。微力だが、私からも全力で応援をさせていただきたい。

杉井旬県議

全国でいろんなトラブルや不祥事があるが、三条市が今、最も基本としなければならない方針は、まずはコンプライアンスと市民一人ひとりの人権を大切に守ることの2つ。重点的に進めなければならない政策は、人口減少社会なので人口減少を食い止めるためにも、あちこちから人が入ってくるように、そして子育て支援策を充実させていくことと思う。

その2つを考えると、滝沢市長は弁護士出身でコンプライアンスと人権の専門家。4年ほど前から奥さんは2人の子どもを出産され、実際に人口も増やし、子育てを現役でやっている世代。引き続き市長をやってもらわなければならない、それは市民の総意と多う。

ぜひ皆様のご支援を心よりお願い申し上げる。私も全力で頑張ることを誓う。

森山昭三条市議会議長

2期目に向けて後援会の結束、告示の準備は順調に進んでいるようだが、選挙はほんのちょっとしたことで大きな傷となることが多々ある。

滝沢市長の言う選びたくなるまち三条の実現に向け、皆さまの力が必要。2期目の当選を間違いのないものにするよう、ぜひ協力をよろしくお願いする。私も一生懸命、頑張る。

吉田文彦JAえちご中越経営管理委員会会長

2、3日前に滝沢市長から事務所を貸してもらった大家として一言、激励をお願いするということで引き受け、今、ここにいる。後援会から事務所に貸してほしいという話は結構、前にあったが、私はそのとき、それにしても早いんじゃないかと思った。

しかし、よくよく考えれば4年前の市長就任し、前任者からの継続の事業もあったし、何よりもこの4年間はコロナという誰も経験したことのない大変な状況の中で市政を担ってこられた。

4年前の選挙戦は、滝沢市長が立候補されて奥さんが確か小さなお子さんをおんぶして臨まれたと記憶している。マスクどころか、握手もはばかられる状況のなかで一生懸命、戦われた。その後、ワクチン接種が始まって大変な市政運営のほかに、それが新たな事業であり、本当に苦労されたと推察する。

先般の決起大会でやらなければならないこと、やりたいことまだまだたくさんあると決意の一端を表明されたが、私も一市民として大きな期待と、そして若さと人柄からくる滝沢氏に、わくわく感を持って支援、応援していきたい。

鈴木燕市長（メッセージのみ）

滝沢市長は1期目の4年でその若さと持ち前の行動力で、地域の将来を見据えたさまざまなソフト事業とハード事業に取り組んできた。私は常日頃からその姿に感心させられている。

2期目は「これからも市民のために！」を掲げて、これまでの経験と実績を糧に、引き続き地域のために活躍いただけるものと信じている。私も同志として県央地域のさらなる発展のために、滝沢市長とともに全力を尽くしていきたい。

藤田加茂市長（メッセージのみ）

滝沢市長は三条市長として、ふるさと納税額アップの実績はもちろんのこと、子育て支援、教育環境の整備、障害福祉サービスの向上や道路等の建設事業の推進と多方面に力を注いできた。

就任された当時は新型コロナウイルス感染症が拡大し、難しいかじ取りをしなければならなかったと思う。若さという力強い推進力に加えて、安定感を備えた滝沢市長の行政運営に安心感をもたれた市民の方は多かったのではないかと思う。

今後の三条市だけではなく、県央地区のリーダーとしての活躍が期待される。来たる選挙に向けて皆さまで力を合わせ、2期目を迎えていただきたいと強く願っている。

相場真紀子氏

滝沢市長とは知人の紹介で知り合ってから家族ぐるみの仲のいい付き合いをさせてもらっている。滝沢市長は月に1回ほど子育て世代の座談会を開催し、そこで私は司会として同席している。

座談会では三条市での子育ての悩みや不安、要望などが毎回たくさんあがる。解決が難しい問題も多いが、子どもの危険が伴うようなことは周囲と連携をとって速やかに改善してくれる。解決が難しいことは、参加者と考え、意見を交換し合いながら一緒に考えて、一人ひとりと真摯（しんし）に向き合う姿を私は間近で見ている。

市長の任期もまもなく終わりに近づき、忙しい時期になってきたので、座談会は休みになっていくのかと思ったが、先日、滝沢市長から、次の段階はいつにしましょうか？、9月の座談会はいつにしようか？とLINEが入った。

正直、私はこれからちょっとゆっくりできるのかなと思ったが、滝沢市長はこんなに忙しい時期になっても市民と会話をしたい、一人ひとりの声を聞きたいという思いがあると感じ、とても頼もしく感じた。

これからも応援していきたいと思った。滝沢市長、これからも一緒に頑張っていきましょう。

野崎勝康後援会副会長

4年前を振り返ると知名度がない、政治の経験がない、若過ぎると、いろんな批判や滝沢さんに対するマイナスな面が多い選挙戦だった。出遅れもに致し方なかった。あの数字を見て。いろんな選挙に携わってきたが、女性と若い人たちが一生懸命に動き回る選挙はいい結果が出るという選挙戦だった。

相手方は政治の経験も豊富だ。組織も三条市の企業のほとんどが名を連ねている聞いたが、選挙戦は昔はそうだったかかもしれないが、今の選挙は違う。頭でっかちの選挙体制は、あまりうまくはいかない。根強い若い人たち、婦人の方が動く選挙は、じわじわと盛り上がりが出てくる。4年前、そんな経験をして選挙を戦い、結果が出た。

その後の立ち上がりは、確かに半年、1年、滝沢市長に対してのいろんな不満や批判、頼りないという話も聞いていたが、時間と滝沢さんの行動力、前任の国定さんと比べれば、足の長さ違うのでフットワークの違いは当然、出るかなと思っていたが、国定さんに負けないフットワークの良さで、至る所に顔を出し、地元紙に毎日のように滝沢さんの顔写真が出ない日がないくらいに活躍が目覚ましいと市民は思っている。

いろんなところからお座敷がかかる。滝沢さんはいつも笑顔で接し、真剣に市民の声を聞いているさまがありありと地元紙に、いろんな形で聞く中で本当に地に足が着いた。本当に市民とともに歩んできた4年間だったと思う。

しかし選挙はとにかくいつ何時も油断はならない。直前になって出馬表明されるかも。今のところ下馬評はないと言われながらもどういう形になるかわからない。

いつなんどきも用心をして、おごりや油断があってはならないので、それだけ滝沢さんから肝に銘じていただき、市民の声をよく聞く、そして謙虚な姿勢で市民に接してほしい。

先達が行ってきた市勢がどんなものであったかを加味しながら、滝沢カラーを出して市民のために県央のリーダーとして2期目を目指してほしい。一致団結して私ども後援会も一生懸命、頑張るが、皆さまの力がなくしては、2期目は当選できない。

ぜひ力を貸しいただき、滝沢さんの足元を見詰めて頑張れと、そんな激励もしていただきたい。

滝沢亮氏

きょう多くの来賓の皆さまから激励のメッセージをいただき、先週も総決起集会でいただいたばかりで、すぐいただいて大変、恐縮、そしてうれしく思っている。やはりしっかりと身を引き締めて、三条市政を前に前に進めていかなければならないとあらためて感じた。

私自身、まだまだ市長としての公務がある。この事務所に私自身がどれだけいるかわからないが、この事務所の中を通じて、これからも三条市内のいろんなところに顔を出して、いろいろなところで走り回って、市民の皆さまの声を聞き、市民の皆さまの思いを受け止めて、それを次の三条市政に「これからも市民のために！」という思いをもとにこれからの三条のためにしていきたい。

私の思いは、この事務所でも皆さまに伝えていきたい。市内全域で市内の至る所で、あらゆる場所で、あらゆる時間帯で私の思いを市民に伝えていきたい。

そのためには私自身ももちろん頑張るし、私の家族ももちろん頑張るが、きょうお越しの皆さまをはじめ一人ひとりの皆さまの力添えをよろしくお願い申し上げる。