新潟県加茂市の加茂美術協会(泉田悟会長)は6日から9日までの3日間、加茂市産業センターで「第27回加茂の今展」を開き、会員作品52点と公募作品68点の計120点を一堂に展示して加茂市の美術界の“今”を作品から確かめてもらっている。
日本画、洋画、工芸、書道、写真、生け花の各ジャンルに原則1人が1点を出展。公募作品は会員の教え子が中心で、教室などで後進の育成に力を入れた成果か、ことしは昨年より12点増えた。加茂美術協会は入会に条件はなく、加茂市民に限らず近郷の加茂にゆかりのある人もいる。公募作品は会員の教え子が中心だ。
加茂美術協会は古くからあるが、新潟県美術展覧会の巡回展が加茂市で開かれたのを契機に1991年に今の形にになり、それに伴ってこの作品展も97年から今の名称に変えて毎年開いている。
毎年延べ千人前後の来場者がある。毎日午前9時から午後5時まで、最終日は午後3時まで。入場無料。