新潟県燕三条地域で活動する燕三条青年会議所(結城義博理事長)は10月12日(土)、旧燕市立松長小学校で親子で楽しむ食育イベント「愛の食卓クリエーション〜あなたの知らない食の世界」を開くので、3年生以下の小学生親子の参加を募集している。
体育館を会場にアスパラ植え替え体験、マヨネーズ作り体験、おにぎり作り体験にチャレンジする。
アスパラ植え替え体験は、飯塚農園(三条市)のアスパラで植え替えを体験する。植え替えたアスパラは自宅へ持ち帰って収穫する。育て方も飯塚農園に教えてもらう。
ふだんかかわることのない生産者から直接を話を聞いたり、土にふれたり、ふだん食べている野菜がどういう状態で育っているのかを目で見て、話を聞いて実際に触れることでありがたみを実感する。
マヨネーズ作り体験は、キューピー株式会社が指導。マヨネーズについての話を聞き、動画を見てから作る。マヨネーズは乳化させるのが難しいが、簡単な作業でありながら奥が深く、各家庭でさまざまな味に仕上げる。
そしてここで作ったマヨネーズとキューピー提供の一般的なマヨネーズとカロリーが半分のマヨネーズ、青年会議所のメンバーが経営する飲食店のオリジナルのマヨネーズを飯塚農園が提供する野菜につけてマヨネーズの食べ比べをする。
おにぎり作り体験は、ファームレッシュヤマザキ(三条市)提供の「コシヒカリ」と「ツキアカリ」の2種類のコメを炊いたご飯を自分で握ったおにぎりと、コンビニのおにぎりと3種を食べ比べして終わる。
ナマラエンターテイメントのタレント森下英矢さんが総合司会、県内の地域課題解決に向けて幅広く活動されているリリマリプロダクションの山田彩乃さんと食選力講師を務め、楽しみながら食育を体験から学ぶ。
10月は燕三条青年会議所の誕生した月で「JC誕生の日」と位置付けた今年度のメイン事業。となっておりますので、何卒記事にしていただければと思いますのでよろしくお願いいたします。「食」をテーマにした事業は珍しく、「遊亀楼 魚兵」を経営する結城理事長らしい事業でもある。
会場の旧松長小学校で記者会見を行い、この事業を担当する青少年育成委員会・田中有志副委員長は、近年では幼少期や若年層世代の肥満率や疾病率が増加傾向にあることなどに注目した。
「この事業を通して、子どもたちにはたくさんの体験で食に興味を持ってもらい、親には食育への理解を深めてもらうのが目的。親子で参加体験することが食育の推進に繋がると考える。食を通して、体の健康もそうだが、心の健康、成長がこの地域の子どおMたちには必要と考えてこの事業を実施させていただく運びとなった」と期待した。
また、会場の旧松長小学校は今春、閉校した。自治会の集会などに利用されているが、それ以外には活用されてなく、活用のひとつのモデルケースとなることもねらっている。
参加は無料で、対象は3年生以下の小学生30人とその保護者。「愛の食卓クリエーション〜親子で創る、笑顔の美味しいひととき〜 申込フォーム」からオンラインで参加を申し込むことができ、定員になりしだい締め切る。問い合わせは燕三条青年会議所事務局(0256-32-5151)へ。先着順で締め切る。