東京六大学の法政大学の応援団(谷田部和真団長)は、2日から10日まで新潟県弥彦村に滞在して夏合宿を行っており、7日は多目的施設「ヤホール」で合宿の成果披露感謝祭を開いて合宿を受け入れている弥彦村に感謝した。
法政大学応援団は毎年、新潟を中心に各地で夏合宿を行っている。弥彦村での合宿は2017年以来2回目。リーダー部、吹奏楽部、チアリーディング部の合わせて約100人が合宿している。
リーダー部は弥彦公園、吹奏楽部は弥彦村体育館、チアリーディング部は練習を続けている。合宿地での成果披露感謝祭も恒例。ヤホールに用意した席のざっと2倍、約250人が来場して大入りだった。
本間芳之村長のあいさつに続き、吹奏楽部、チアリーディング部、リーダー部の順に合宿の成果を披露した。
吹奏楽部はYOASOBIの「アイドル」やRADWIMPSの「前前前世」を演奏し、チアリーディング部は赤と白のユニホームで秋の東京六大学野球の5回守備時に踊るチア曲、AKB48の「ヘビーローテーション」と嵐の「感謝カンゲキ雨嵐 」でダンスを披露した。
そして学らんのリーダー部は、吹奏楽演奏とチアリーディングとともに応援歌やエールエールを披露した。そのなかで団員は、応援歌「チャンス法政」を村中にアナウンスすれば「弥彦村名産物のエダマメは収穫量は倍増し、観光客は10倍にまで膨れあがり、日本人だけでなく世界中にまでこの弥彦村が広まること間違いない」。
全力の応援に汗びっしょり。その熱演は確実に来場者に伝わり、「勇気出して握手してもらいますこて」、「ミーハーらっけ、元気もらいましたて」と団員に握手を求める人もいた。
4年・林佑星リーダー長は「この合宿では後輩には常に闘志を求めて厳しい練習を課している」。春の東京六大学野球で法政は4位だった。「秋は必ず法政大学を優勝させられるように自分に打ち勝つというところから徹底して取り組んでいる」と気を引き締めた。
「弥彦村の皆さんに迷惑をかけることもあるかもしれいなが、それが逆に皆さんへのエールになればいいと、朝から元気よく山を駆け上がっている」と感謝していた。