新潟県は10日、田上町在住者1人に児童扶養手当50万円余りを過大に支給していたことがわかったと発表した。
公的年金との併給調整が必要な人に2022年11月分から24年6月分まで50万0460円を過大に支給していた。
児童扶養手当受給者の子が遺族年金を受給している場合、児童扶養手当受給者との併給調整が必要だが、調整されていないことに担当者が気づき、支給状況を確認して誤支給がわかった。
誤支給の原因は、児童扶養手当と公的年金の併給調整の実務に関する理解不足と同手当認定のときにチェックすべき関係書類(現況届)の内容確認のもれ。再発防止策とし複数名が児童扶養手当制度を理解し、公的年金等の関係書類の確認作業を徹底する。