タケノコの産地で知られる新潟県田上町で14日(土)、ことしで3年目になる放置竹林を活用した竹あかりをメインとしたイベント「たがみバンブーブー」が開幕した。10月14日(月)までの1カ月間、町外、県外からも見物客を田上へ呼び込む。
14日は「道の駅たがみ」で開会式を行って幕開きした。渡辺勇祐実行委員長はあいさつで興奮を抑えきれず言葉を飾ることも忘れて「本当にどうしましょう、皆さん。すごいのができてしまいました」と声を上ずらせ、「ぜひこの田上で竹を楽しんでいただければ」と願った。
渡辺実行委員長と佐野恒雄田上町長、野沢幸司田上町観光協会会長の3人がカウントダウンでスイッチを入れて点灯式を行うと、道の駅をはじめバンブーブー竹林、椿寿荘に設置された竹あかりが点灯した。
さっそく各会場は来場者でにぎわい、どこも駐車場が満車状態になっていた。バンブーブー竹林を出て道をはさんだとなりの竹林には、初めて竹林夜市を開催。入り口には長さの違うタケをばちでたたいて音を出す木琴ならぬ竹琴のような遊び心もあり、15日はフードやドリンクを提供する数店が出店した。