プロ野球・東京ヤクルトスワローズとの連携交流事業で2012年から「スワローズ・ライスファームプロジェクト」を続ける新潟県燕市は15日、スワローズOBの五十嵐亮太さん(45)と燕市PR隊鳥(長)のスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」を迎えてミニトークショーなどを行った。
燕市役所そばの田んぼをスワローズ・ライスファームと名付けて毎年、田植えと稲刈りを行っている。ことしの春はスワローズ元監督の真中満さん(53)と田植えを行った。
今回は稲刈りの予定だったが、雷雨予報のため中止。代わりに稲刈りイベント3年連続参加の五十嵐亮太さんと、つば九郎によるミニトークショーを行った。稲刈りの申し込み66人を含め約360人が参加を申し込み、遠くは福岡県から訪れた人もいた。
つば九郎は来場者の質問に答えた。つば九郎は9月11日発売の「anan」の表紙とセンターページを飾ったが、その撮影でどんなことを心がけていたかに、つば九郎は「笑顔」。もう一回家を建てるとしたらどこにこだわるかに「バリアフリー」、燕背脂ラーメンは食べたかに「杭州飯店」、どこの球団のマスコットと仲がいいかに「地デジカ」と、いつも通りキレッキレの筆談で答えて会場をわかせた。
この盛り上がりに五十嵐亮太さんをもってしても「すげー人気だ。ちょっと悔しいな俺」とジェラシーを感じていた。このあと燕市文化会館に会場を移してあらためて本番のトークショーを行った。