新潟県三条市三条地区の夏まつり「三条夏まつり」は、来年も例年通りの日程なら長岡市・長岡まつり大花火大会と日程が重なってガードマンの手配が難しくなるため、ことしに続いて例年より1週間前倒しして7月25日(金)、26日(土)の2日間での開催に決まった。
長岡花火は日にち固定で毎年8月2日、3日と決まっているが、近年の三条夏まつりは毎年8月の第1金、土曜に開催され、土曜に花火大会が設定されている。それにならえばことしの開催日は8月2日(金)、3日(土)にあたったが、長岡花火と丸かぶりになるため、ことしは1週間、早めて7月26日(金)、27日(土)の2日間で開催した。
例年通りなら来年は8月1日(金)、2日(土)に設定されるが、やはり2日の花火大会が長岡花火と重なるため、来年も1週間前倒しして7月25日(金)、26日(土)で開催することになった。
25日開かれた三条夏まつり協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)の第20回三条夏まつり第3回全体会議・実行委員会で事務局が来年も開催日の前倒しを提案して決まった。
事務局によると、ことしは7月末開催だったこともあり、例年よりいくらか気温も低かった。前倒しで梅雨が明けないというリスクがあるものの、猛暑による開催が困難な行事があり、熱中症リスクの方が大きいという判断もあった。
ただ、ことしは三条夏まつりの準備をいくらか早めたがぎりぎりだった。ことしは花火の燃えかすの落下でクレームがあり、来年は事前の周知を徹底するためにも、ことしよりも1カ月ていど早く会議等を進めていく形なるなどと説明した。
出席者から質問もなく、来年も前倒し開催が決まり、前倒しを前提に各団体で準備を進めることになる。