新潟県燕三条地域で北信越エリア最大級の見本市「燕三条トレードショウ」が、ことしも26日(木)、27日(金)の2日間、 燕三条地場産業振興センターで開かれる。昨年より1社多い85社が114小間に出展。ことしは「デザインと技術の融合、そして“宴”」をテーマに、国内外のバイヤーに燕三条地域の卸商社やメーカーの魅力をアピールする。
燕市の燕商工会議所が燕三条地域を形成するとなりの三条市と手を組んで毎年開き、ことしで8回目になる。
燕三条では、国内トップシェアを誇るスプーン、フォーク、包丁をはじめ日用品や工具などさまざまものが作られている。半導体や液晶を製造する装置部品や自動車部品の金型など幅広い分野での精密部品も製造され、世界のものづくりを陰から支えている。
見本市では、まだ世に出ていない新製品や数々の魅力ある製品を紹介する。直接、メーカーとふれあい、会場近隣のショールームや製造工場への見学も受ける。
「燕三条にないものはない」と言われるほど、多彩な製品が集まる燕三条。地場産地ならではの品ぞろえは燕三条が誇る文化であり、どこの地域や企業にも負けない最大の魅力となっている。
昨年は2日間で2,036人が来場して、129件の商談で約5,300万円の成約があった。ことしの来場者見込みは2,500人。
400年以上にわたるモノづくりの歴史を誇り、世界有数の金属加工の産地としても知られる燕三条エリア。美しいデザインを実現する高い技術力により魅力的な製品を生み出している。
最高賞として経済産業大臣から賞を受けている「ツバメ・インダストリアル・デザインコンベティション」はことしで47回目を数え、地元企業が国内外のデザインコンペへのチャレンジを続けている。今回は、国内外のデザインコンペで受賞した数々の商品を一堂に集めて特別展示する。
「宴(うたげ)」をテーマに、ブッフェやパーティに使われるバンケット用品、金属洋食器やホテル、レストランで使用されるプロ用の厨房用品も特別展示。宴の世界を彩る上質な品々を見てもらう。
見本市「燕三条トレードショウ2024」はYouTubeでライブ配信する。開催2日間、出展企業のすべてのブースを回りながらインタビューを行う。リポーターは昨年に続いてNGT48の藤崎未夢さんが務め、楽しいトークとともに商品情報を届ける。
26日は午前9時半からオープニングセレモニーのあと午前10時から午後5時まで開場、27日は午後5時まで。来場には名刺2枚が必要。
■オフィシャルサイト
https://www.ts-trade-show.jp/
▼出展企業一覧
https://www.ts-trade-show.jp/companylist/
▼出展商品一覧
https://www.ts-trade-show.jp/category/item/
【開催会場】燕三条地場産業振興センター 多目的ホール
【日時】2024年9/26(木)・27(金) 10:00〜17:00 (2日目は16:00終了)
*来場には名刺が2枚必要です。
【住所】新潟県三条市須頃1丁目17番地
【アクセス】https://www.ts-trade-show.jp/access/
【来場予約】https://www.ts-trade-show.jp/form_visitor/