新潟県燕市の市立吉田中学校を卒業、東京で役者として活躍する本多菊雄さん(59)の凱旋公演とも言える独り芝居「三島由紀夫 招魂の賦」が10月11日(金)、12日(土)の2日間、燕市吉田産業会館で開かれる。
今年度で60歳の還暦となる本多さんと同期の昭和55年卒業の同窓会が13日、燕三条ワシントンホテルで開かれる。本多さんが同窓会に出席するのにあわせてこの舞台が企画された。
小説家で政治活動家でもあった三島由紀夫(1925-70)の執筆風景、筋トレ、空手を再現しながら、三島の精神史をたどる作品。2022年に東京の大東会館、23年に京都大学西部講堂で上演され、思想信条の対立にかかわらず、多くの反響があった。
ことし3月に東京で再演され、新潟のあとは12月に名古屋能楽堂で公演が予定されている。上演台本は本多菊雄さんと坂井勝生さん、演出は川口典成さん。
今回は新潟の燕市吉田産業会館にて少し装いを変更して上演するという。作家で参議院議員の猪瀬直樹さんは「おもしろいです。75分という限られた時間で独り芝居は最期の自決までが簡潔に演じられ感心した。◎ぜひ観劇をおすすめしたい」と推薦文を寄せている。
上演は11日は午後7時から、12日は午後3時から。チケットは一般4,000円、学生2,000円、高校生以下は無料。予約問い合わせは電子メール「mishima.shokon@gmail.com」か電話「03-6411-6260」へ。
■独り芝居「三島由紀夫 招魂の賦」 | 一般社団法人 日本演出者協会
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