10月3日(木)から6日(日)までの新潟県燕三条地域のオープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典」の公式イベントとして、金属の黒染めで知られる株式会社テーエム(渡辺竜海代表取締役社長・三条市金子新田丙967)は、4日(金)午後5時から8時まで「夜の工場縁日」を開き、お化け屋敷や縁日の遊びを子どもたちから夜の工場を楽しんでもらう。
お化け屋敷は先着30組限定で1人200円、未就学児は無料。60年以上前に建てられた工場の事務所を真っ暗にして2つの宝箱を探す。それぞれの宝箱にあるメッセージを組み合わせた単語を出口で係の人に伝えると菓子のつかみ取りができる。
お化け屋敷以外は工場内が会場。輪投げは1回200円で点数によって景品のラップ、ティッシュ、キッチンペーパーなどの日用品を景品にもらえる。
型抜きは1回50円で成功すると50円バック、難しい型抜きに成功すると100円バック。失敗しても菓子がもらえる。
ビンゴは1枚1,000円。景品にテーエムの自社ブランド「98【KURO】」の黒染めした豪華製品やおもちゃがもらえる。
商品販売では、「98【KURO】」のアウトレット品や廃番品や黒染めサンプルなどを格安で販売。皿が450円から、タンブラーが1,050円からの販売を予定しており、購入1,000円ごとにビンゴカードを1枚もらえる。
ほかにもDJブースやキッチンカーもあり、アルコールも用意して親子でゆっくりの夜の工場を楽しんでもらう。
テーエムでは、新型コロナウイルスが流行する以前の2019年までの4年間、「燕三条 工場の祭典」に合わせて工場で「奏でる工場」を開き、プロギタリスト坂本夏樹さんと地元工場の経営者らが共演するライブを企画して大きな注目を集めた。
今回はそれとは別に地域貢献として夏に子ども向けのイベントを検討し、結局、「燕三条 工場の祭典」に合わせたイベントになった。
イベントを担当するのは、入社1年半の営業職の五十嵐大地さん(28)。「小さな会社に限界はあるが、どんちゃん騒ぎながら楽しめる場所にしたい。工場好きの人には夜の工場の雰囲気を味わってほしい」と来場を呼びかけている。問い合わせはテーエム(0256-33-1200)へ。